ビールの基礎知識

ビールのことを知るとさらにビールがおいしくなる!

ビール酵母ってなに?

ビール酵母は酵母菌の一種で、麦汁を発酵させるためのもの。ビールにより酵母は異なり、酵母で味にも違いが出ます。実はビール酵母には栄養分がたっぷり含まれており、栄養の宝庫、百薬の長と言われています。一般的なビールでは全て取り除かれるこの酵母。加工され栄養剤として市販されています。

ビール酵母と発酵

宇奈月ビールのビール酵母は、生きています。

宇奈月ビールでは、このビール酵母を生きたままビールに残してあります。酵母により美味しさに違いがでるのはもちろん、栄養素も含まれたままです。

ビール酵母の効用

  • 必須アミノ酸がバランスよく含まれています
  • ビタミン類が豊富です(ビタミンB1・B2・B6、ニコチン酸、パントテン酸など)
  • ミネラル(マグネシウム、リン、カリウム、ナトリウム)も豊富

酵母には、この他にもまだまだ秘められた活力素が、たっぷりと含まれています。宇奈月ビールは防腐剤、着色料、香料なども一切使わず、すべて自然の原料から生まれたものばかりの自然食品です。

ホップとは?

ビールに欠かせないのがホップです。ホップはクワ科に属するツル性の多年生植物で、ビールに独特の芳香と爽快な苦味を与え、泡立ちも良くしてくれます。また、過剰なタンパク質を沈殿・分離させてビールを清く澄ませてくれたり、雑菌の繁殖も抑え、ビールの腐敗を防いでくれます。
この様な作用は、毬花に含まれるルブリンと呼ばれる物質の中に多く存在します。(ホップ樹脂、ホップ油などが大切な成分です。)

ホップ

ビールの泡は何からできてるの?

世界一ビール好きはドイツでは、ビールの泡はブルーメン(花)と呼ばれています。
キメ細かなクリーム状の泡は、ビールをおいしく飲むために欠かせないものです。ビールの中のタンパク質、炭水化物、ホップ樹脂などが、炭酸ガスの気泡に付着して出来たものが泡。この泡が、ホップの苦さと切れ味のいい炭酸の爽やかさが外に逃げないよう、しっかりとフタをしてくれます。同時に、外の空気中の酸素とビールの接触をさえぎり、おいしさを保つ役割をしています。きめ細かな泡ほど長持ちし、ビールの味を逃しません。

ビールの泡